世田谷鍼灸ルーム 鍼治療専門院

オスグッド・
シュラッター病

オスグット病は、思春期の成長期に発生する疾患であり、男子は12〜15歳、女子は10〜13歳でよく見られます。

この年齢差は、女子の成長が早い傾向があるために生じます。

非常に稀ですが、大人でもなる場合があります。(過去に一名いらっしゃいました、お医者さんもビックリ)

サッカーやバスケットボール、フィギュアスケート、バレエなど、走ったりジャンプしたり、急激な方向転換を伴うスポーツに参加する子供たちで頻繁に発症します。

特に「小学高学年から中学生にかけて、クラブ活動や部活動などスポーツに熱心に取り組む機会が増えます。

この時期は成長期と重なることが多く、急激な身長の伸びが見られる子供も少なくありません。

しかし、筋肉や腱などの軟部組織は、骨と同様に成長することができません。

そのため、成長期においては太もも前の筋肉(大腿四頭筋)の柔軟性が低下し、硬くなる傾向があります。

オスグット病の特徴的な症状は、膝蓋骨(膝のお皿)の少し下にあるすねの骨に腫れと痛みが現れることです。

この痛みは、ランニングやひざまずき、ジャンプなど特定の動作を行った際に悪化し、休息すると和らぐことがあります。

通常、片側の膝にのみ発生しますが、両側に起こることもあります。

症状は数週間から数か月続き、成長期が終わるとほとんどの場合症状は改善しますが、子供の成長期中には再発する可能性があります。

原因は大腿四頭筋のオーバーユースで間違いありません!(太ももの前面の筋肉です)

特に大腿四頭筋の1つである大腿直筋が過緊張状態を起こし、停止部分である脛骨粗面(膝の下)を引っ張り剥離を起こし、脛骨粗面(膝の下)が隆起してしまうのです。

大腿四頭筋に刺鍼し、そこが緩むとすぐに治ります!

鍼の効果を感じられる疾患の1つです、ぜひお試しください!